芯をさけるくん(手ごねキャンドル)
ろうそく屋のオリジナルキャラクター
芯をさけるくんのキャンドル。
火を灯すと、頭の青い炎から少しずつ溶けていきます。
一つ一つロウをこねて作っているので
すべてサイズや表情が微妙に異なります。
★サイズ:高さ 3~4cm
☆素材:パラフィンワックス、マイクロワックス
★香りはついていません。
・◆・◆ ろうそくの物語 ◆・◆・
【芯をさけるくん】
ハロウィンが近くなった頃
急に注目をあび始めた ろうそくの妖精たち。
ろうそく屋の作業場には
たくさんのキャンドルが並び
その一つ一つに宿っていると言われているろうそくの妖精。
いつもひっそりとキャンドルの周りに隠れていて
頭の上にのった小さな青い炎を揺らしています。
夜中にみんなで集まって
歌を歌ったり遊んだり。
そんなある日。
店主は人間界からの注文で
オバケやドクロのキャンドルをたくさん作っていました。
そうだ、せっかくだからこいつらも作ってやろう。
店主はろうそくの妖精たちにわざと聞こえるように
大きな声で独り言を言いました。
キャンドルには火を灯す芯があって
その芯に火をつけると
たちまち溶けてなくなってしまいます。
自分たちを溶かしてしまう芯を避けるように
体をくねらせてポーズを取る妖精の姿を想像して
店主はたくさんの小さなオバケを作りました。
店主の心の中だけで生きていた不思議な妖精は
こうして世に知られるようになりました。